アスレティックトレーナー 関上寅之輔のブログ

スポーツ・健康・心と身体のコト

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被災十一日目~震災時初動対応

私も始めて大きな地震を体験し、

施設の職員として利用者とともに施設からの避難と、

避難誘導を体験しました。



前職では、

防災時訓練・避難マニュアル作成なども担当させて頂き、

たとえ職場が変わったとしても、

心構えやアナウンスのポイントなど、

シュミレーション出来ているつもりだったのですが、

実際の避難誘導を行うにあたって、

上手くいったこともありましたが、

課題もやはり見つかりました。



災害発生時に円滑な避難誘導を行うためには、

なんといっても熟練された訓練が一番重要ですが、

その上で、

避難誘導を行う立場の人間が注意しなければいけないポイントがいくつかあります。


たとえば避難誘導員の不安全行動というものが有名です。

簡単に説明すると、

・指揮に従わない行動

・独断で判断する行動

などが不安全行動として総称されます。


具体的には、

・少しの間だけだからと、本来何も無い状態にしなければならない避難経路に物を置いてしまう。

・※①出来るだけ早く助けるためにと、避難マニュアルに無い行動を行ってしまう。

このような事が考えられます。


例に挙げたような不安全行動を避難誘導員が行う事によって、

・エラーの確率が増加する。
意識して防災マニュアルや指示系統の指示を破ることが不安全行動であり、不安全行動とは別にヒューマンエラーという意識していないミスが発生しやすくなる。

・エラーが実害に繋がる確立が増加する。
意識せずに発生してしまうヒューマンエラーは、どうしても発生してしまう事があるが、エラーが発生した際に実害に繋がりやすくなる。

・実害が発生したときの被害が大きくなる。
ヒューマンエラーが実害に発展した際、本来であれば小さい被害ですんだはずのものが不安全行動によって大きな被害に発展しやすくなる。

・エラー防止策を無力化する。
ヒューマンエラーが出来るだけ発生しないように、防災マニュアルや対策を事前に講じているのにもかかわらず、不安全行動はその防止策を無力化する。



避難誘導員が自分の都合でマニュアルや指示系統を無視するような不安全行動が発生することはもってのほかですが、

このような不安全行動の難しい点は、

※①のように、良かれと思ってマニュアルや指示系統を無視してしまうケースがある事です。

人間が人間を相手に避難誘導を行う限り、

どうしても良かれと思って不安全行動が発生してしまいやすい。

稀にそのような行動が、

たまたま良い方向に転び、

思った以上の効果が発生することがありますが、

事態を悪化させることがほとんどです。

これは長年培われたデータによって結論付けられています。


ヒーローになるのではなく、

訓練をつんだ一般人になる勇気も、

非常に重要です。


訓練の中に、

避難誘導の方法論と併せて、

実際に避難誘導する際の、

メンタルや心構え、

どんなときも曲げてはならない一番大切なポイントについての教育を行っていくことが、

非常に重要であると再確認をしました。



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