アスレティックトレーナー 関上寅之輔のブログ

スポーツ・健康・心と身体のコト

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筋力トレーニング

筋力トレーニング

文字どおり筋力を鍛えるという事ですが、

今回は特に筋肥大を目的としただれもがイメージしやすい筋力トレーニングについて解説したいと思います。


一般の方に一番分かり易いのはボディービルダーでしょうか?

重いダンベルやバーベルを持ち上げて筋肉を大きくします。


トレーナーなど同業者の方に分かり易いのは、

Leg Extensionなどマシントレーニングに代表される単関節運動。

back Squatなどバーベルなどを使うフリーウェイト。


同業者でしばしば話題に出やすいのは、

例えば、ACL再建後のリハビリテーションでのVM強化を目的としたSLRなどの、

これまた単関節運動でしょうか?


三つ例を挙げましたが、

これらすべてに共通していえる、

筋肥大を目的としたトレーニングを行う目的は何でしょうか?


健康になるためでしょうか?

カッコイイ体になるためでしょうか?

痛みの除去でしょうか?


結論から言うとどれも正解なのですが、

別の見方でいえば、

『効率よく筋肉を肥大させる』

の一言に尽きます。


『効率よい』

というところが味噌であって、

時間がないビジネスマンや主婦の方、

診療報酬の縛りで期間の決められたリハビリ患者の方、

スキルトレーニングとフィジュカルトレーニングのボリュームに制限があるアスリート。

これらが大きな目的のために、

必要であると考えられる筋を『効率的』に肥大させるということが目的であって、

例えば「健康になる=筋力トレーニング」では元々ないのです。


筋力トレーニング信者も、

筋力トレーニング反対派も、

結局おんなじことを違う言葉で言っているだけなのかもしれないと感じました。



ドラッガーが、

仕事に対する意識の持ち方についてこのようなことを言ったそうです。





3人の石切職人が働いていた。

そこを通りがかった旅人は石切の仕事に興味を持ち、1人目の石切職人に尋ねた。

「あなたは、何をしているのですか」

1人目の石切職人は「お金を稼ぐためだ」と何を当たり前のことを聞くのだとつまらなそうな顔をして答えた。


旅人は2人目の石切職人の横を通り同じように質問をした。

「あなたは、何をしているのですか」

彼は「一番の石切の技術を身につけるためだ」と無表情に淡々と答えた。


旅人は3人目の石切職人にも尋ねた。

「あなたは、何をしているのですか」

3人目の石切職人は空を見上げ目を輝かせながらこう答えた。

「大寺院を作っているんだ。私が作った大寺院で多くの人が祈り、それは人々の安らぎの場となる。それ夢を見て石を切っている」







モチベートの話でこれを使うのはなるほどと思いますが、

3人の答えにどれも不正解は無いかなとも感じるのです。


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| トレーニング・身体・動作 | 10:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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固定と書いて安定と読む



『体幹』

一般の方の間でも少しトレーニングやスポーツをしている方なら体幹という言葉を聞いたことがないという方のほうが少ないと思います。



写真のエクササイズは体幹を鍛えるという名目でよく行われているエクササイズですが、

その際、『体幹を固定する』というキーワードがよく利用されます。

私は体幹=腰椎骨盤帯という考えを支持していますので、参考記事/「体幹/コア」

この写真のエクササイズではお尻の辺りからみぞおち辺りまでを固定出来ているか?ということがチェックポイントです。

写真はなかなか良いですが、少し生理的湾曲が乱れていますでしょうか?


よく『固定』という言葉を使うと、

『関節を固定させるなんておかしい』という意見をいただくことがあります。

いや確かにそうだなと感じます。

もしも固定するということが良しされるなら、乱暴に言えばそもそも24個に背骨が分かれて進化する必要がないと言えなくもありません。

スポーツしている動作の写真を見てもみんなグイングイン背骨を動かしていますし。

『固定』ではなく『安定』という言葉を使えばしっくりくるでしょうか?



脊柱のニュートラルゾーン(簡単に言うと脊椎に負担のかからない動く幅)という概念は1992年ごろすでにPanjabによって定義されていたそうですが、

ある脊椎や腰痛に関する洋書の和訳でも脊椎の文節的安定性とあらわしていることからも結構前から安定性という言葉のほうが普通に利用されていたようです。

固定という言葉のほうが後発なのかもしれません。


ただ固定という言葉はキューワードとしてはわかりやすいですね。

『固定してください』という方がわかりやすくないですか?



細かく言うと、腰椎の分節的な安定性を向上させることを目的に、アイソメトリックな筋力発揮を用いて対象筋に負荷をあたえているのが写真のエクササイズであると言えます。

断じて背骨をがちがちに固めたい訳ではないんです。




| トレーニング・身体・動作 | 19:24 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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大胸筋上部繊維をキーワードにトレーニングを考える①


大胸筋上部繊維に刺激を与える為のテクニックとして、

リバースグリップベンチプレスというものがあるそうです。

【肩幅よりも広いグリップ幅でのリバースグリップベンチプレスでは、

オーバーハンドグリップのそれよりも27%大胸筋上部繊維の動員が増加する】※①

とのことです。


胸の上の方の筋肉を付けるにはどうすればよいですか?

と聞かれることがすごく多いですが、

こんな方法もあるようです。


| トレーニング・身体・動作 | 19:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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体幹/コア



体幹とかコアという言葉は定義がはっきりしていません。

専門家がこの言葉を使用つる時には、

具体的な定義が必要になります。

各専門家によって微妙に違ってもいいのかなとも思いますが、

「体幹ってこんな感じ」というような雰囲気で発言するよりも、

自分なりの定義を持っている方が良いと思います。


私自身少し前までふわっとしたイメージしか持っていませんでしたが、

現在ではこのような考え方を支持しています。

s_ケヌケ・ラツホ。。ヒワネヨ


腰椎と骨盤で構成される「腰椎骨盤帯」を体幹と表し、

腰椎骨盤帯の機能的な動作に関係する訓練全般をコアトレーニングと表します。




| トレーニング・身体・動作 | 14:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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久しぶりに走ったら。



先日東京体育館の200Mトラックで、

ランニングトレーニングを行いました。


測定とトレーニングを合わせて、

約1時間の内容でした。


最後のトレーニング種目でチーム分けを行った際、

人数が一人足りず、

選手に交じって私も走りました。


私が走ったのは、

600m×1 400m×1

の二本だけだったのですが、

終了後、吐き気を感じるほど参ってしまいました。


筋力トレーニングは定期的に行っていますが、

ランニングやスプリントトレーニングなど、

タイムキーパーとして時間をはかったり段取りの説明など、

選手に走らせるだけになっていたなと反省させられました。


やはりある程度の実践力がないと。


暖かくなってきたし、

朝や夜に走ろうと思います。



| トレーニング・身体・動作 | 01:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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外から見てもわからない




次の写真は、

フィットネスクラブではよく見るレッグプレスというトレーニングマシンです。


【レッグプレス①】
レッグプレス

立つ、

しゃがむといった動作に重りで負荷をかけ、

下半身の筋肉を全体的に鍛えることを目的としたトレーニングマシンで、

大体どこのクラブにも設置されています。


【レッグプレス②】
レッグプレス

二枚のレッグプレスの写真をUPしました。

このふたつの写真のそれぞれのレッグプレスには違いがあります。



その違いは、

体重がつま先にかかっているか(つま先に力が入る)、

踵にかかっているかの違いです。


体重をかける位置の違いで、

同じレッグプレスというエクササイズでも使う筋肉が大きく変わります。

実際に試してみるとわかりやすいのですが、

つま先に体重をかけた場合は太ももの前側の筋肉に、

踵に体重をかけた場合は太ももの後ろ側やヒップに力が入りやすくなります。


この体重のかかる位置の違いは、

外からフォームを見るだけではわかりません。

上の二枚の写真は実はまったく同じ写真なのですが、

この写真のように同じに見える訳です。



初めてレッグプレスを行うと、

大体の方がつま先に体重がかかります。

とくに重りを重くするほどつま先に力が入りやすくなります。

太ももの前側の筋肉に刺激を入れることを目的にしているのであれば問題ないのですが、

そのような効果を狙っていない場合は正しいエクササイズを行えていないということになります。

簡単に言えば、

シェイプアップを目的にトレーニングしている方がつま先体重で行うと、

太ももが太くなってしまいやすく、

短距離選手がなんの考えも無くつま先体重で行うと、

走るのが遅くなってしまう可能性があるともいえます。



見た目は正しいフォームでも、

効果的に行えていない可能性があるといえます。

それでも熟練したトレーナーはその眼にみえない違和感に気づき、

皆さんに聞いてきます。

「何処の筋肉をつかっている感じがありますか?」

そのような質問は、

より効果的なエクササイズをご提案するために非常に重要です。







| トレーニング・身体・動作 | 06:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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運動生理学的には



以下のページでこのような記述がありました。

引用URL/週プレNEWS


以下抜粋------


-振って振って振り込ませるのがデーブ流ですが、これにはどんな理由が?

運動生理学的には、人間、身体に力が入っているうちには、いい形を身体が覚えないんです。だから徹底的に疲れさせて余分な力が入らなくなったとき、はじめていい形を身体が覚える。その意味で、かつては"根性論"といわれていた千本ノックにも実は意味があったということが今では立証されているんです。



この文章では、

『とにかく疲れて筋肉に力が入らなくなった状態』でスキルトレーニングを行うことが良い。

とも取れますが、そこの所どうなのでしょうか。




| トレーニング・身体・動作 | 14:39 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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レッグエクステンション




レッグエクステンションというエクササイズがあります。

レッグ(Leg)=脚

エクステンション(Extension)=伸ばす


普通の椅子に座って、

膝を伸ばし踵を前に突き出すようにするだけで行える簡単なエクササイズです。


主に使う筋肉は太ももの前側の筋肉。

膝の関節一つだけが動きます。


一般にレッグエクステンションといって想像されるのは、

フィットネスクラブにある筋力トレーニングの機械の名前でしょうか。

ただ、上述した通り椅子に座って行うだけでも十分エクササイズとして有効です。

病院のリハビリ室や、

例えば転倒予防教室などクリニックでは椅子の方のレッグエクステンションが多く説明されているのではないでしょうか。


レッグエクステンションというエクササイズの利点としては、

一つの関節(膝関節)だけを動かせばいいので、

誰もが簡単に行う事ができ、

インストラクションもさほど難しくありません。

また、

たくさんの関節を動かさなくても良いという事は、

鍛えたい筋肉を意識しやすいという事で、

レッグエクステンションの場合はモモの前側の筋肉をしっかりと意識して行う事で、

モモの前側の筋肉を選択的に鍛えることが出来るところが優れています。

どこでも行えるという事も良い点だと思います。

最近、

相鉄線の電車内でおばあちゃんがちょこんと座席に座り、

膝を曲げ伸ばししているのを見つけました。

まさにハイレベルなレッグエクステンションで、

膝の上あたりのモモの前側を自分の手で触り、

三秒で膝を伸ばし、

三秒で戻していました。

このおばあちゃんにレッグエクステンションを説明したのが、

医師の方なのか、

理学療法士の方なのか、

トレーナーの方なのか、

どんな肩書を持った方なのか分かりませんが、

私が見る限り完璧でしたよ!

僭越ながらGood jobです!

それがトレーナーの方だったら更に嬉しいです。

同職だけにひいきですが(笑)




一方で、

レッグエクステンションに弱点があるとの意見も良く耳にします。


人間の動作は、

全てが複合動作であるので、

膝関節だけの動作を抽出して行っても機能的ではないという意見です。


機能的な動作が行えれば、

自然に必要な筋は必要なだけ発達し、

不必要な部分は良い意味で廃用する。


確かにその通りで、

膝の曲げ伸ばしで培われた能力が、

日常生活に生きなければ何の意味もありません。


また、

モモの前側の筋肉だけが過度に発達する事は、

バランスを崩すことであり、

逆に不具合を発生させる要因にもなるという事です。


このような理由もあり、

レッグエクステンションは時代遅れというか、

古いエクササイズというような風潮も感じます。


単関節のエクササイズは必要ないという趣旨の発言をしている方も中にはいらっしゃり、

非常に興味深い所です。



私の考えるところとしては、

基本的な考えとして、

より機能的なトレーニングを行う事が非常に重要である。

しかし、

そのこと自体がレッグエクステンションを否定する事にはならない。

というところでしょうか。


事実レッグエクステンションを行う事で、

膝の痛みがなくなったという方は山ほどいます。



| トレーニング・身体・動作 | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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しゃがむ・かがむ・うずくまる

squat【スクワット】は、

『しゃがむ』とか『うずくまる』といった意味があるようです。

例えば野球の捕手が捕球姿勢をとるためにホームベースの後ろにしゃがむ事を、

The catcher once again assumed his squat behind the plate.(キャッチャーは再びホームベースのうしろにしゃがんだ。)

などと表現するようです。




まさにしゃがむ動作であるエクササイズとしてのスクワットは、

『キングオブエクササイズ』などと表現され、

多くの要素に対して効果的で優秀なエクササイズだと思います。

あるトップビルダーの方に対して、

「もし残りの人生で三種類のエクササイズしか出来ないとしたらどの種目を選びますか?」

というインタビュアーの問いに対して、

三種目のなかの一つにスクワットを選んだという話もあります。

また、

多くの文献でまったく同じと言ってよいインストラクションで説明されていたり、

ビックスリーの一つとして『トレーニングの基本』とされていたり、

一般の方でもスクワットと聞くだけで、

「ああ、あれね!」

と頭に思い浮かぶ、

非常にポピュラーなエクササイズであるといえます。


私の短い経験上でも、

スクワットというエクササイズ自体を完全に否定する指導者の方に出会った事はありません。

運動指導の専門家からみても広く受け入れられています。

否定される事が無い(少ない)と言う事は、

それだけで有用だという事を示しているんじゃないでしょうか。



どんな世界でもそうだと思いますが、

悪いものは淘汰され、

良いものは残っていくのだと思います。

悪い意味でのブームやトレンドといったものが駆逐されていく日進月歩の業界で、

私が認識しているだけでも1960年代から50年にわたって行なわれ続けているこのエクササイズは、

やはり有効なものなんだと思います。

良くテレビで見る、

「〇〇トレーニング」ってやつはよくもって3ヶ月位で人々の記憶から消えていきます。

消えていくものもあります。



スクワットが優秀なエクササイズであろう事は今の所疑う余地はなさそうですが、

結構気になるのが、

スクワットが『基本のエクササイズ』とされている事です。


基本とされている『ビックスリー』といわれる三つのエクササイズがあります、

ベンチプレス

スクワット

デッドリフト。


この三種類のエクササイズの中では、

圧倒的にスクワットの難易度が高いと思います。

スクワットで身体を痛めたという方を多く見てきました。

アスリートと呼ばれる方でさえ、

スクワットを安全に効果的に行なえている方は少ないのかもしれません。

なおさら、

トレーニング初心者の一般の方には難易度がたかいのだと思います。

トレーニングでの怪我は一番あってはいけないことです。

ましてやトレーニングの基本で怪我ってよくないですね。




『基本』が『奥義』ということはもちろんあると思います。

しかし、

『基本』が『難しい』ことは結構問題です。


上記のような怪我を防ぐためであったり、

ハイレベルなトレーニングを安全に効果的に行なえるように進化するために、

トレーニングのプログレッションのスタートでは、

難易度を低くスタートする事が求められるからです。


じゃあスクワットの代わりにマシンのレッグプレからスタートすればいいかというと、

もちろんその選択肢もアリだと思いますが、

レッグプレスとスクワットの間には結構大きなギャップがあり、

(OKCとCKCとか)

そのギャップを埋める何かエクササイズがあったらよいと思うのです。


その考えの一つのゴールがスプリットスクワット(ランジスクワット)だと思います。


私の認識では、

スプリットスクワットはスクワットのバリエーションの変化であり、

例えばトレーニングの書籍でいえば、

まず大体の書籍で、

『基本』とされるスクワットが説明され、

その後にバリエーションとしてスプリットスクワットが説明される。

難易度が、

スクワット<スプリットスクワット

という認識でした。

スプリットスクワットの方が応用で、

まずはスクワットをやりなさいという考え方。






そもそもスクワットのように、

脚を左右に並べて行なうバイラテラルなエクササイズの難易度は高いのだと思うのです。

こじつけて考えるのであれば、

両足を左右に並べて行なう動作というのは、

人間の生活の中にほとんど無いということです。


逆に脚を前後に開いて行なう動作は山のようにあります。

歩行とか、

走行とか、

なにかに踏ん張ったりするときも基本的には脚は左右に並んでいないと思います。



また、

スクワットの動作で難しい動作の一つに、

【体幹(腰椎骨盤帯)や脊柱を適切なアライメントに保つ】(これが難しいんです!)がありますが、

スプリットスクワットの方が、

臀部やハムストリングの影響を受けにくかったり、

上体を垂直にして行なえたりと、

さまざまな要素で難易度は低いと思います。



ここ一年くらい、

脚のトレーニングの指導を行なう時は、

まずスプリットスクワットからスタートさせています。

難易度が低く、

トレーニングの初日からしっかりと筋の使用感を感じることが出来るので、

結構手ごたえがあるんです。








スプリットスクワット。

なかなかこいつもやりよるなと最近考えています。



| トレーニング・身体・動作 | 18:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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やわらかいとかたい



力むということは具体的にどのような状態なのでしょうか。

イメージとしては、

『身体に必要以上の余分な力が入って本来のパフォーマンスが出せない』ということでしょうか。


パフォーマンスが下がるということからも、

『力む』というのは悪いイメージの言葉であり状態をあらわしているようです。


身体に必要以上の力が入る状態というのは、

具体的に身体運動に対してどのような悪影響をあたえるのでしょうか。


これは以前、記事でも少し触れましたが、

力んだ状態というのは、

ブレーキとなる筋肉にも力が入ってしまっている状態で、

競技スポーツで考えると、

勝つために絶対に必要な要素であるスピードが鈍ります。

さらに、必要以上のエネルギーを使うため、

効率的な身体の使い方が出来なく疲れます。

効率的な動きが出来ない事は、慢性疾患などの発生要因にもなるでしょう。

疲れやすいとか慢性疾患の発生要因になるという点では、

アスリートのみならず一般の方にとっても力みは良くない事であるといえます。


車で例えれば、

アクセルとブレーキを両方踏みながらはしるハマーみたいなものです。



上記のようなことから、

力むということは悪い事で、

具体的には、

『力む』=『筋の共縮』である。

といえます。


『筋の共縮』というのは、

『主動筋と拮抗筋がともにアイソメトリックな収縮を発揮する状態』でしょうか。


このように考えていくと、

これってあれですね。

『スタビライゼーション』※①ってやつですね。

そのような観点から、

スタビライゼーションに対して否定的な意見も耳にします。


「パフォーマンスを落とす可能性のあるエクササイズである。」と。


例えばスタビライゼーションのプローンポジションとか、

プランクなどと呼ばれるエクササイズに対して、

脊椎が棒状ではなく節となっているのは、

可動する必要があるからだと。

稼動する必要があるから関節の形態をとっているのに、

固定するエクササイズの訓練を行なうのは不自然であると。

「背骨は動かすべきだ。」

脊柱を固定した状態での動作なんてありえない。

という話です。


まあもちろんそうなのですが、

私が最近感じているのは、

脊柱を固定するエクササイズの必要がある。

と唱えるAさんと、

脊柱を固定した状態での動作なんてありえない。

と考えているBさんがいるとして、


Aさんは、

ロボットみたいに身体を固定してカクカク動け!

といっているわけではなく、

Bさんは、

蛇みたいにものすごくウネウネしながら走れ!

といっているわけでは無いということです。


ある程度動いて、

ある程度固定される。

ということだと思います。


AさんもBさんも、

結局は同じ事をいっているケースがあるな。

そのような事を考えています。


「やわらかい」と「かたい」が同義語になりうる。

そんな業界にいるんだと。


だから軽々に否定する事も出来ないし、

正しい事なんて中々無く、

どこかボヤッとしてしまいやすい。


「トレーナー」という職業が世間に認められにくいところです。

しかし、だからこそ面白いということでもあります。







※①今回は、共縮を伴わずにエクササイズ出来るとか、ダイナミックスタビライゼーションはどうなんだとかそのあたりの議論は省きます。)


| トレーニング・身体・動作 | 15:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ある日の背中のトレーニング



---- W-UP ----
 
アクティブストレッチ
・スタティックストレッチとダイナミックストレッチの中間的なストレッチというイメージ。結構汗かきます。

フロントステップ
・身体を素早く動かすウォーミングアップ。気持ちも盛り上げます。


---- Strength Training ---- 

シッティングロー(マシン) 40kg 10rep
・エキセントリックな局面で広背筋がストレッチされるのを感じながら、背中の筋肉を意識する。『今伸びているのはここの筋肉だな。今力が入っているのはここの筋肉だな。』


①ベントオーバーロ- 40kg 10rep
②澤屋敷式ベントオーバーロー(ワイドベントオーバーロー) 約10kg 10rep
③ダンベルベントオーバーロー 8kg×2 10rep

①②③を10set計300rep
・チーティングを利用する際も脊柱の屈伸は出さず行う事が目標。(6set目位から①と②では無理でした(笑))

バーベルカール 20kg 12rep10rep8rep+チーティング2rep
オルタネイトインクラインダンベルカール 8kg 8rep 3set


---- bike ----

20min
・ナショナルジオグラフィックを読みながら久しぶりに。

| トレーニング・身体・動作 | 22:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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歩行に対する心理的影響




自分の時間を、

自分でしっかりとコントロール出来ていない日が続いています。

それもまた良いのですが。


アルバイト先のフィットネスクラブで、

勉強会を開くようになりました。

その集まりの中で、

クライアントの所作の中から情報を得る。

というテーマについてディスカッションしました。


その際、歩行と心理の関係について、

面白い話があったことを思い出し、

今回はその内容を記事にしたいと思います。




例えば次のイラストは、

特徴的な歩き方を示しています。

s_2011-08-052022_18_29.jpg

このイラストのような特徴をもった歩き方を、

【手の甲さん】と表しています。


手の甲を前に向けて、敏感な手のひらを守りながら歩いている。前面にその人の特徴が表れている。肩と骨盤の動きは制限され、軽やかな歩行は不可能である。この人はおそらく口数が少なく、この人に何かを提供するのは、この人から何かを引き出すのと同じくらい困難である。この人に関する情報は少なく、囲い込まれている。もしこの人から何かを知りたい場合は、正確に質問しなければならない。黙秘されることはないが、質問しなければ答えは出てこない。しかもその答えはほとんど目立たない。この動作様式は、その昔、ソビエトの最高指導者層のドキュメント映画にしばしばみられた。




s_2011-08-052022_18_23.jpg

次は【レール歩きさん】


首は動かず、ぴくぴくっとした感じの頭の動きがまっすぐな姿勢を強調している。この人は、目的をはっきり持っている。よそ見は時間の浪費だと考えている。すべての方向へ向かうことは可能だが、歩行プランとコンセプトはすでに決定している。計画を重要視し、即興的なものに対しては混乱を感じる。このタイプの人は特に議事日程の作成に能力を発揮するかもしれない。




s_2011-08-052022_18_16.jpg

最後に【きょろきょろ歩きさん】


首がよく動き、多くの情報を取り込んでいく。外界の事象に対して常に興味深々で、心を開いている。きょろきょろ歩きさんはレール歩きさんより移動に時間がかかる。情報収集の多様性とテンポには直接的な関係がある。情報収集のために目的地に着く時間が犠牲になる。この人に提案されるものは、多様性を有しているべきである。一番良いのは慎重にそして詳細にチェックされた完全ん情報のパッケージである。



どうでしょうか。

この3パターン以外に12のパターンが紹介されていました。

性格という要素が所作を形成するひとつの大きな要素であるということに関しては、

まさにありうると考えています。


そうすると腰痛の原因が、

せっかちな性格である。

とか。

そんな統計などをとれたら面白いです。


もう誰かがやっているか。





引用/Samy Molcho(1998) Gertraud Kietz(1948)


| トレーニング・身体・動作 | 23:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本は人が書いた。




先日この道の大先輩の方とお話させていただく機会がありました。

2時間くらいの時間だったでしょうか。

非常に勉強になりました。


その中で、

こんな話題になりました。

「理学療法の本に、例えば膝のope後の機能改善のエクササイズの方法で、20rep×2setという記述がある。どのような理屈からこの20×2という負荷設定になったのか」

確かに軽負荷高回数という設定はope後の機能改善のプログレッションとして、

当然踏むべき過程だと思いますが、

20×2という設定には何の根拠があるのか。


この20×2の負荷設定の根拠となっているのは、

20年前位に発行された日本でも初期のある理学療法の本のなかに、

「20rep×2setで行なう」

と記述されていた為に、

その後の理学療法の本にも「20×2」と記載された。

という事なのだそうです。


ある一冊の本に記載された事が、

明確な根拠やデータも無く「基準」として認識されていたのだとしたら、

それって恐ろしいですね。


私自身、恥ずかしながら、

沢山の理学療法の本に書いてあるというこの『20×2』という明確な負荷設定の記述自体を、

認識していなかったのですが、

本に書いてあることというのは、

「ふーんそうなんだ」

というように妙に納得してしまいやすいと思います。

私は結構疑うタイプだと自己分析していますが、

例えばその本に根拠となるデータが示されていたとしても、

根拠の正確性というところまで調べるのは非常に困難です。


本というのは、

神様が書いたわけではなく、

だれか人間が書いたことだと考えると、

当たり前ですが、

【絶対的でこの世のすべてを解き明かした事が書かれているとは限らない】という事だと再認識しました。


アナトミートレインの著者のトーマスメイヤーさんは、

『従来骨格筋は約600種類から構成されているといわれているが、

それは人間が勝手に600種類に定義しただけで、

実際には【数個の筋肉】が細かくパッケージ分けされているだけだ。』

というニュアンスの発言をされたそうです。

これはR-body Academyで講師を担当してくださった方から伺いました。



これって結局実際にある【現実のもの】を、

それを見た人が【どう捉えているか】という問題でもあり、

どちらが正解に近いかという問題ではないかもしれないですが、

人間が言葉にした事(例えば書籍)というものは、

どうしても【現実】とはやはり少し異なる【主観】というものになりやすいと感じます。



なにが言いたいかというと、

誰かが経験した何かを知識として間接的に蓄える事も非常に大切で効率的ですが、

自分で実際に直接経験した『経験則』というものを蓄えていくのが、

一番リアル(現実)に近いのではないかということです。


だから行動し続けなくてはならないし、

百聞は一見にしかずなんて言われているのかもしれません。


本で読んだ事を、

読んだだけで終わらせる事が有意義ではないというのもうなずけます。

知識(無形)を結果(有形)に変える作業も積み重ねなければ。



少し話がずれますが、

映画ハリーポッターの一幕で、

主人公のハリーが、

『半純潔のプリンス』なる人物が元の教科書の文章に対して、

訂正するメモ書きを多数のこした教科書を手に入れ、

元の教科書に書かれているマニュアル通りの作成方法では、

完成させる事の出来ない薬をつくった一幕があります。


この薬を作る事が魔法学校の生徒の中で出来たのは、

半純潔のプリンスとハリーポッターだけたっだようですが、

ハリーは半純潔のプリンスのメモ書きを読んだだけなので、

自力で造り上げたのは半純潔のプリンスだけだったということです。


他の生徒は、

教科書のマニュアルを忠実に守り、

何回も薬を作りますが完成させる事が出来ません。


このようなことが現実世界でも起こりうるわけです。


このことを、

例えば膝の手術後のリハビリテーションで考えるとさらにたちが悪く、

膝は自然治癒能力によって、

有る程度時間をかければ勝手に良くなりますから、

根拠の無い20×2の方法でリハビリを行なったとしても結果が出ることがあります。

もしかしたら5×4の方がいいのかもしれないですが、

ハリーポッターの薬と違って、

明確な失敗が発生しない分、

20×2というのが有効だったのかどうかが、ぼんやりしてしまいます。


そこに理学療法士やアスレティックトレーナーの存在意義はあるのでしょうか。

半純潔のプリンスを目指す努力を行なう必要があります。

そんなことを改めて考えさせられる出会いでした。











話は変わって「薬みたいな味の飲み物シリーズ」の報告です。


【リアルスーパーチャージャー】

リアルゴールドからの派生した飲み物でしょうか。

コカコーラ社の2011年新商品

s_2011-07-212011_00_35.jpg


【デカビタCダブルチャージ】

デカビタCからの派生飲料だと思われます。

サントリーの2011新製品

s_2011-07-202015_55_16.jpg


どちらも競合相手との戦いのために・・・・・

という印象をどうしてもぬぐえません。

コストパフォーマンスは〇ですが、

それ以外の良いところが見あたらない。





| トレーニング・身体・動作 | 18:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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トレーニング




仮にも身体の専門家であるアスレティックトレーナーの名を謳ったブログにもかかわらず、

最近の記事はトレーナーっぽいことから離れていました。



トレーナーの仕事のなかの一つの要素としてトレーニングというものがありますが、

もちろん自分でもトレーニングしています。


最近のマイブームは腕立て伏せです。

10rep×10setやっています。

この10×10という方法は、

私もブログにリンクしている知人トレーナーのブログ【SHO ROOM】の記事でも良く出てきます。

また、別の知人トレーナーのツイッターでも良く出てくるので、

『じゃあ試してみようか。』

と試してみました。


この10×10という方法は、

ジャーマンボリュームトレーニング(GVT)という方法です。

レスト(休憩時間)は短め、

30秒位がいいという話もあります。

SHO ROOMの管理人のように脚のエクササイズでGVTをおこなうのにはまだ心の準備が出来ていないので、

最近調子のよい胸のエクササイズで試しています。



まず、腕立て伏せ自体がすごく良いエクササイズです。

R-BODYで学んだ【分離と共同】という要素を特に意識して腕立て伏せしていますが、

ベンチプレスやチェストプレスなどの種目よりも、

腕立て伏せの方が【分離と共同】という要素をフォーカスしやすいです。


腕立て伏せというエクササイズは【分離と共同】をフォーカスできるという意味でもすごく良いエクササイズで、

非常にポピュラーで、

道具も必要とせず簡便性も高いエクササイズですが、

実は結構易度が結構高く、

特に女性の方など非力な方には筋力的に難しいケースもあります。

女性にはそのような理由から意外と敬遠されがちなエクササイズではないでしょうか。


一方男性では、

ポピュラーなエクササイズがゆえに、

『腕立て伏せなんて簡単だからベンチプレスとやりたい』

という感じでわりと注目されていないように感じます。


もっと皆さんに腕立て伏せをやっていただきたい!





腕立て伏せをGVTで行なっている感想としては、

10×10の100回をきれいなフォームで行なうのがすごく大変です。


さらにわき腹の上のほうが筋肉痛になりました。

ベンチプレスや低回数の腕立て伏せでは筋肉痛にならなかった部分です。

前鋸筋(ゼンキョキン)という部分の筋肉痛ではないかと考察しています。


腕立て伏せを行なう事で前鋸筋が筋肉痛になるという事は、

フォームの問題として良いか悪いかは別として(今回は前鋸筋にきかせる事が目的ではなかったため)

前鋸筋に刺激が入ったということは新しい発見でした。


前鋸筋という部分も、

R-BODYに通うようになってから意識するようになった部分です。

さらに自分なりにも考察を重ねてから、

このブログでも記事にもして行きたいと考えています。


分離と共同や前鋸筋などキーワードの説明がなく、

薄い内容の記事になってしまいましたが、

こんなトレーニングを現在行なっています。


このブログを見てくれている皆さん!

機会があったら是非こんどトレーニングの話をしましょう!

現在飢えてます。

トレーニングとかそんな話に。

飢えてます。





| トレーニング・身体・動作 | 23:24 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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白目




人間の目は黒い部分と白い部分に分かれています。

よく目の白い部分を白目(正式には強膜と呼ぶそうです)とよびます。

対して瞳の虹彩とか瞳孔と呼ばれる日本人では黒い部分を黒目とかよんだりします。


先日、知人との何気ない話の中で、

『白目のある動物は人間しかいない』というような話を教えていただきました。

調べてみると、哺乳類などの動物全般に強膜自体はあるそうなのですが、

人間のように強膜が大きく露出している動物が珍しいのだそうです。


確かにいろんな動物を思い浮かべても、

白目がハッキリしている動物がぱっと思い浮かびません。


なんとなく牛なんかは時々見れるような気がします。

馬とかも。


人間の強膜が他の動物よりも露出している理由として、

白目の中の黒目を動かすことによって、

他の動物には必要の無い複雑なコミュニケーションをおこなうために必要な、

表情のバリエーションを増やす目的があったという説があるようです。


なるほどその通りだと感じました。

『目は口ほどに物を言う』なんていいますが、

相手の感情を読み取ろうとした時に目の表情の持つウェイトは本当に大きいと思います。


『目が笑ってない』なんて話も聞きますし。

『目が死んでる』とか(笑)

『目が輝いている』とか。


その人の『本音』というものが、

目以外の表情や、

態度など、

目以外の部分の表現よりも露骨にでるのが、

【目の表情】なように感じます。


嘘やごまかしや焦りというのは目に一番出るのではないでしょうか。


以前の記事でも書きましたが、

人間が進化してきた細大の要因は、

火と言葉と道具を手に入れたからだという話を良く聞きます。

その通りだと思いますが、

私が考える一番の要因は、

周りとのコミュニケーションをとる能力が他の動物よりも優れて進化したからだと考えています。


言葉というのがそれを指すのかも知れませんが、

言葉以外の表情や態度やすべてを含めた、

『相手に自分を伝える』『相手を理解する』といったコミュニケーション能力です。


もしそうだとしたら、

現代社会レベル、

約80年の人生レベルでの進化(成長)というのも、

コミュニケーション能力を伸ばせるか、

伸ばせないかに非常に大きなウェイトが乗っかっているように感じます。


自分の目が相手からどのように見えているのかを、

自宅でチェックせねば!

キモイであろうことは予測できますが。






少しはなしは飛びますが、

白目があまり露出していない、

黒目が可愛い目をした人も結構いますが、

そのような方と、

三白眼のような黒目と白目がハッキリしている方では、

後者の方のほうがコミュニケーションをとりやすいのでしょうか?

そうでもないような気がします。

どうなんでしょう。





| トレーニング・身体・動作 | 23:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【意識】から【無意識】に昇華させる




市民ランナーの方のランニングフォームや、

不定愁訴を訴える方の姿勢や動作の改善を目的にトレーニングを行なう際、

よくコメントとして出るのが、

「このまま運動をしたら直るのかしら?」

という疑問です。


結論から言うと直る"可能性は"大いにあると思います。


トレーニングとは何かと考えた時、

色々答えは考えられますが、

一つは【意識】から【無意識】へ昇華させることだと考えています。


一番イメージしやすくよく比喩に用いられるのは自転車でしょうか。

自転車に最初は乗れなくても、

練習すれば乗れるようになり、

10年ぶりに自転車に乗っても倒れないで乗れる。


例えばランニングフォームも、

意図的に少しづつ改善する事で、

最終的には自然に出来るようになる『身に付く』という事だと思います。







ここで疑問になるのは、

そもそも人の動作というのはどのように構築されていくのかという事です。

人間には大きく分けて二つの動作の構築方法があると考えます。



例えば赤ちゃんは、

意図的な練習なしで勝手に寝返りが出来るようになり、

ハイハイが出来るようになり、

歩けるようになり、

走れるようになり、

5歳くらいになると私に対して毒づいたセリフを吐くようになります(笑)

冗談はさておき【自然に歩いたり走ったり出来るようになる】ということです。


すごく簡単に言うと、

歩くなどの生物が生きるために必要な能力は、

歩けるようになるための準備(自動歩行反射/原始反射※①)が自然と発生し、

それらの【意識の必要ない反射】による『トレーニング』をへて、

身体の準備が整ったら勝手に歩き出すという事のようです。


"高度に発達した知覚や意識をもたない"人間以外の動物が歩けるようになるのと同じ成長過程といえます。


このようにただ歩くだけなら生まれ持った能力で出来るのですが、

【機能的】に【効率的】に歩くのには意識が必要です。

その事に関する私の意見は参考記事/【無意識】から【意識】を見つけ出すを参照ください。

人間は、

【原始的な動作獲得能力】(赤ちゃんが歩けるようになる)と、

高度に発達した【意識的な動作獲得能力】(自転車に乗れるようになる)二つを有しているのだと考えます。


【原始的な動作獲得能力】

という動作の獲得方法についても非常に興味深いですが、

今回は、

私が関わらせて頂いている【意識的な動作獲得能力】について考察していきたいと思います。


動作の習得までの流れを、

【錘体路】と【錘体外路】に分けて考える事を生理学の授業でも学び、

多くの文献にも書いてあるようですが、

内容は非常に難しく、

最近では錘体路・錐体外路と別々に分類する事に否定的な意見も散見され、

ハッキリいって動作習得までの生理学的に具体的なシステムは分かりません(笑)


現時点でハッキリしているのは、

【フィードバック】と【フィードフォーワード】という考え方なのかなと推察します。


例えば野球初心者がボールを10メートル先に投げる時には、

やった事の無い野球以外の今まで生きてきた経験値を用い、

脳が身体全体をどのように動かせばいいのかを予測し、

さらにどのくらいの力を出せばちょうど10メートル先にボールが届くかを予測し、

脳から『こういう感じで動け』と身体全体の筋に指示が出されます。


その結果あさっての方向にボールは飛んでいきます。(笑)


その経験を脳が分析し、

『あの身体の動かし方であのような結果になったのなら、こんな感じでやれば良いのではないか。』

という新たな予測をたて、

『じゃあ、こういう感じで動け』と身体全体の筋に指示が出ます。


そのような開かれたループが【フィードバック】であるといえます。

自転車でたとえるなら、

自転車に乗れなくて転んだりしながら、

徐々に上手に乗れるようになって行く過程といえます。





フィードバックを繰り返し経験をつんでいくと、

10メートル先の相手にぴったりボールを投げられるようになってきます。

脳みそでイメージしている動作と、実際の身体の動作がぴったりと一致したといえます。


すると、

【脳みそのイメージに基づく指令】

【脳みそのイメージと実際の動作の間にギャップがあり理想的な動作が出来ない】

【筋肉や視覚などの受容器からのダメだし】

【脳みそからの指令】

【筋肉や視覚などの受容器からのダメだし】

【脳みそからの指令】

・・・・・


という微調整を行なう開かれたループの必要が無くなります。



【脳みそのイメージに基づく指令】

【脳みそのイメージと実際の動作がフィットする】

というように積み重ねた経験により一撃で効率のよい動作が出来るようになります。

この一撃でよい動作が出来るようになることが【フィードフォーワード】であるといえます。

このフィードフォーワードな動作が、

【筋肉や視覚などの受容器】=【意識】からのダメだしが無い【無意識で出来る動作】となります。

10年ぶりに自転車に乗っても転ばずに乗れるのがそれにあたるでしょう。


身体操作方法のゴールは、

意識的な【フィードバック】を繰り返す事で、

無意識な【フィードフォーワード】へと動作を昇華させる事であるといえます。













※①例えば、赤ちゃんがうつ伏せで手足と頭を持ち上げ、身体を反らせることによって抗重力筋である二足歩行に必要な固有背筋群を無意識に『トレーニング』すること。脇を抱えて持ち上げると走っているかのように足を動かす反射など。

| トレーニング・身体・動作 | 17:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【無意識】から【意識】を見つけ出す





自然という言葉を辞書で引くと、


1・人為が加わっていない、あるがままの状態、現象、およびそれによる生成物

2・1の意味より、山、川、海など

3・1の意味より、人間を除く自然物および生物全般

4・1の意味より、ヒトも含めた[1]天地・宇宙の万物

5・意識(意図)しない行動

6・不思議さ、不可解さを含むと思われる可能性がない事


ということでした。


大まかに考えた場合、

自然というのは【人間の意志や知性の関わらないもの】※①

という解釈が出来るようです。

非常に興味深い。




どの項目も非常に興味深いですが、

今回は上記の5について考えていきたいと思います。


【意識、意図しない行動】

というのはどのようなことが考えられるでしょうか。

例えばA地点からB地点まで歩いて移動する際、

歩行という動作自体は人間の意図で起こります。

歩こうと思わないのに、

突然歩き出してしまう事はあまりありません。



ただし、

歩くという"高度な複合動作"のすべてに意識を向けていたらものすごく大変です。

例えば、

脳『右足を踏み出せ』

脳『左足を浮かせ』

脳『右腕を後ろにふれ』

脳『左腕は前にふれ』

脳『身体はまっすぐキープしろ』

脳『とはいえ腹筋に力を入れすぎるな』

脳『足の筋肉の力はこのくらいか?』

右足『いえもう少し力が必要です』

脳『このくらいか?』

右足『それは出しすぎです』

脳『このくらいか?』

右足『いえもう少し強くしないと身体を支えきれません』

脳『このくらいか?』

右足『そうそう』

腹筋『ちょっと!そっちばっかり対応してないでこっちの力をもっと出してください。身体が倒れちゃいますよ』

脳『すまんすまん、このくらいか?』

腹筋『ちがうちがう・・・・・』




こんなやり取りをいちいち意識してやっていたら、

なんにも出来ません。


そんなふうに意識して身体の各パーツを動かさなくても、

自然に動けるハイテクノロジーな身体や、

身体を動かす脳みそを誰しも持っているとも言えます。




そういった意味では、

歩行という動作は人間の意識の外側の動作で、

『自然な動作であるといえます』



ある意味で人間は、

【自然に歩いている】

という事でしょう。


そして自然に(意識の外側で)歩いているという事は、

当たり前ですが自分の歩行がどういったものか意識していないということです。



高血圧症の方の食行動についての有名なくだりで【味噌汁の話】があります、

Aさんという高血圧症の方がいたとして、

その方に塩分を控えるようにドクターや管理栄養士が指導したとします。


結構多くの方が、

「私はそんなに塩分をとっていない。」

という印象をお持ちです。


Aさんに限らず多くの方が、

自分自身の生活に慣れています。

もちろん他人の生活をしたことはありません。

Aさんは、

Aさんの人生や生活のみしか体験した事がないのです。


すると、

いつも飲んでいる味噌汁が一般的に塩辛いのか、

"普通”なのかの区別がつけられません。



なにも考えなくても普通に行なえる動作や行動=その人にとって自然な行動(意識、意図しない行動)

であるといえます。


上述したように、

意識しないで高度な複合動作を行なえる事自体は、

奇跡とも言えるような素晴らしい事ですが、


同時に一つの問題点も抱えています。

味噌汁が塩辛いことを意識できないように、

動作の非効率な部分、

機能的ではない部分に対しいて、

意識(気づく)ことが出来ないということです。


自然に"出来てしまう"から、

問題意識をもてません。


そのような意識できない身体の問題があった場合、

それが原因で、

痛いところが発生したり、

標準以上の脂肪がついたりする可能性があるということです。


身体に悪影響を及ぼす【原因】以上に、

身体に悪影響を及ぼすであろう原因を認識(意識)出来ないという事が問題なのです。




戦後1950年~現在までの約60年で、

日本人の平均寿命は約30歳延びました。


この寿命の延びる速度は驚異的です。


一説には縄文人の平均寿命は14歳(※②)とも言われているようで、

人間の寿命というのは、

それこそ(自然)からはかけ離れた、

ある意味不自然に長生きをする生物であるとも考えられます。



古代の人間は、

身体の機能的でない使い方による、

【慢性的な悪影響】が出る前に死を迎えていたという事だと思います。


そこへきて、

ここ数十年という短い期間で自然ではありえないほど延びた寿命によって、

機能的でない身体の使い方が原因となる身体への悪影響がでてくる年齢まで長生きするようになった経緯も考えると、

(さらに、頭脳の発達により自然ではありえない動作の出現(比較的新しく出現したものならばスポーツ、古くは稲作など)も影響していると考えられる)

機能的ではない動作を、

意識して修正できない事が致命的な要素へと変わってきているのではないでしょうか。


自然に行なっている【無意識】の動作の中から、

【意識】して修正すべき動作を見つけ出す事が求められています。








※①引用/Wikipedia
※②引用/『健康・老化・寿命』(黒木登志夫著 中公新書)



| トレーニング・身体・動作 | 23:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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群馬県



昨今の食べるラー油ブームの勢いは凄まじく、

わが愛すべきふるさと群馬県も、

ちょこっとブームに乗っかって一儲けしようとこんなオシャレな商品を打ち出しました!

s_2011-06-152002_43_28.jpg

その名も、

『群馬下仁田ねぎラー油』

キャッチコピーは、

『下仁田ねぎの甘みとごま油の香りがうまい!』

但し書きには、

『使用しているねぎの30%が下仁田ネギです』

30%・・・・

普通のねぎに比べて下仁田ネギは結構いい値段するからね。

そこらへんもひっくるめて愛すべき群馬の感じがでてます。



ブランド総合研究所なる組織が2009年に行なった47都道府県魅力度ランキングでは、

堂々の45位!

負けるな『ちから合わせる200万』の群馬の仲間たちよ!


群馬出身者に、

『ちから合わせる200万』ってなに?

って聞いてみてください。

みんな分かるから。






| トレーニング・身体・動作 | 19:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パスカルスキー流アレンジ




私は何処に行くにもA4のノートを持ち歩いています。

参考記事/ノート

今日何気なくそのノートを見返していたら、

アルバイト先の先輩トレーナーと話した内容がメモしてありました。


どんな話をしたかというと、

雑誌IRONMAN(アイアンマン)という月刊誌についてです。

雑誌アイアンマンのキャッチコピーは、

【究極を目指すアスリート向けのマニアックな専門誌】

だそうです(笑)


確かに、筋骨隆々なトップビルダーの方が表紙を飾っています。

フィットネスクラブの女性の方がエアロバイクに乗って読んでいたら、

すこし異様な雰囲気をかもし出す事は間違いないでしょう。


先輩トレーナーの方と雑誌アイアンマンについてどんな会話をしたかというと、

『アイアンマンは一般の方が読むべき雑誌か否か』

という内容についてです(笑)

平和な話題です。


先輩トレーナーは、

「アイアンマンは一般の方が読むような雑誌じゃない!」

という立場で、

私は、

「一般の方にこそ読んでもらいたい!」

という立場で熱い討論を繰り広げました。

『昼休憩アイアンマンの陣』開戦です。


その戦いの軍配がどちらに上がったかはあえて書きませんが、

一般的なフィットネスクラブにいらっしゃるお客様は、

アイアンマンアレルギーな方が多いように感じます。


「ムキムキにはなりたくない。」

「アスリートみたいなトレーニングは出来ない。」

というお話を良く耳にします。


私もそう思います。

女性の方がムキムキになりたくないと感じるのも、

アスリートが一般的なトレーニングよりも辛く高度なトレーニングをしているんじゃないかと感じるのも、

すごく理解できます。


一般のフィットネス愛好家の方や、

いわゆるダイエットやシェイプアップ目的の方が、

アイアンマンに書いてある事やトレーニング方法は、

自分の目的にあっていないと感じるであろう事もすごく理解できます。

自分とは別世界の話なんだと。


そのような印象を受ける事は、

実際のところ正解だと思います。

一般の方がアスリートとまったく同じトレーニングを行なう事は無理があります。


しかし、

フィットネスクラブで行なわれているトレーニングと、

トップビルダーを含めアスリートが行なっているトレーニングの間には、

一部の専門的なトレーニングを除いて、

そこまで大きな違いは無いんです。




違いがあるとしたら、

①強度

②ボリューム

③※精度

の三つでしょう。


【強度】というのは、

例えばダンベルの重さです。

一般の方が5kgのダンベルでトレーニングするところを、

アスリートは10㎏でトレーニングしているかもしれません。


【ボリューム】というのは、

例えば一回のトレーニングで行なう種目数などです。

一般の方が胸のトレーニングを行う際、

チェスプレス1種目のみで行なうところを、

アスリートはベンチプレスとダンベルプレスとインクラインベンチプレスとチェストプレスといったように4種目で行なうかもしれません。


最後に【精度】というのは、

本来一般の方でもアスリートでも、

最高の精度で行なうべきですが、

現状として、

一般の方は高い精度で『行なえていない』といった方が正しいでしょうか。

アスリートは、ほとんどケースで専門家のもとトレーニングを行なっています。

あるいは専門家の指導を受けアスリート自身が専門的な知識や技術を十分に身に付けた場合が考えられます。


その点一般の方の場合、

専門家が近くにいないなど環境的な問題で、

トレーニングの精度が低い状態で行わざるおえない状況といえます。



少し話がそれましたが、

結局やってる『内容』はほとんど変わらないんです。


特に最近のフィットネスクラブなどでは、

精度は別として凄くハイレベルでバリエーションに富んだ、

それこそ少し前までは『アスリート用だった』トレーニングやエクササイズが行われています。

真新しさが求められています。


その反面、

『アスリート向けのトレーニング』や、

『上級者向けのトレーニング』と、

『一般の方向けのトレーニング』の間に、

なにか【漠然とした違い】を感じている方は非常に多いように感じます。


そう考えるとアイアンマンも、

十分一般の方向けの雑誌だと思うんです。





少し前のアイアンマンに、

【パスカルスキー流アレンジ】

というコラムがありました。

パスカルスキーさんというトップビルダーの方がトレーニングのさい行なっているアレンジなのだそうで、

そこでは背中のトレーニング方法についての記述がありました。


私自身、

背中のいわゆるプル系のエクササイズは、

プッシュ系エクササイズに比べ苦手だったのですが、

凄くヒントになるコラムでした。

しかも誰でも出来る簡単なテクニックです。


例えば、

ラットプルダウン(マシンを用いた)エクササイズでは、

簡単に説明すると、ただ下に向かってバーを引きます。

s_2011-05-312021_55_04.jpg
オーソドックスなラットプルダウンのイメージ



それに対し、

パスカルスキーさんのアレンジでは、

オバーハンドで握った小指側に向かって、

横方向に力のベクトルを向けながらバーを引きます。

s_2011-05-312021_56_18.jpg
パスカルスキー流アレンジの例



見た目はまったく変わりませんが、

肩関節の内転方向にアイソメトリックな筋力発揮が加わり、

広背筋などプル系の背筋群に、

オーソドックスなラットプルダウンと違う収縮感覚をかんじます。


パスカルスキーさんはトップボディービルダーですが、

このアレンジは一般の方にこそ有効だと感じます。

すごく簡単ですし、

ラットプルダウンなどで背中の筋肉を使っている感じがしないという一般の方には、

是非試してみていただきたいテクニックです。



通っているトレーニングジムに、

IRONMANを見つけたら、

是非エアロバイクをこぎながら読んでみてください。

とはいえ、

ちょっと恥ずかしいですかね(笑)




| トレーニング・身体・動作 | 18:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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正しい動き②





正しい動きってなんだろう。

と考えたとき、

二つの要素があると思います。




まず、

正しい動きで書いたように、

【正しい動作=平均的な動作】

という要素があると思います。


正しい動きを行なうためには、

実際の動作を、

人間の平均的な動作に近づける必要性があるということです。




もう一つが、

【なぜその平均的な動作になっているかの仮説】

という要素です。


例えば、

人の膝は『曲げ伸ばししかできない関節』ですが、

どのような理由から、

『曲げ伸ばししか出来ない関節』という形態をとっているのか?



それは、

曲げ伸ばししか出来ない関節の方がなにかに都合が良いからです。

その"なにか"が何なのかを考える事が、

正しい動作を考える上でポイントになってくるのではないかと考えています。




例えば、

膝関節が曲げ伸ばししか出来ないような構造となっている理由は、

歩いたり走ったり、

脚を動かすときに、

末端の小さい筋肉を使うのではなく、

脚の付け根にある大きな筋肉をつかっている。

という考え方と関係があります。


そのような考え方で考えると、

動力となるエンジン(筋肉)が股関節周辺にあり、

膝はそのエンジンの力を地面に伝える機能をになっているということです。


エンジンの力を効率よく地面に伝えたいのに、

膝の関節が、

あっちに曲がったり、

こっちに曲がったりしてしまっては、

力のロスが生まれてしまいます。


膝関節が肩関節と違い、

曲げ伸ばししか出来ない関節なのは、

エンジンの力を効率よく伝えるという目的の為であるといえます。




正しい動作で動かそうと考えたとき、

一つ目の要素である【平均的な動作】という事と、

二つ目の要素である【なぜその平均的な動作になっているかの仮説】という事の二つの要素を考慮する必要があるといえます。




例えば、

正しい姿勢や動作を目指しているとします。

その場合、まずは平均的な姿勢や動作を目指し、

トレーニングや、

トレーニング以外の環境やツールについて試行錯誤していきます。



しかし、

何かの原因で、

平均的な姿勢や動作を行えない場合があります。

そのようなケースは以外と沢山あるのですが、

そのようなケースでは、

【なぜその平均的な動作になっているのかの仮説】に基づき、

平均的な動作以外で、

その仮説が求める要因を埋める事ができる動作を模索する。

(膝関節の場合なら、膝に負担をかけずに股関節の力を効率的に地面に伝える、平均的な動作以外の動きを模索する。)

という努力が必要になるわけです。



そのように考えていくと、

【正しい動作】というのは、やはり語弊があります。

正しい動作という表現ではゴールはひとつだけになりますが、

実際のゴールは複数あるからです。






正しい動作ではなく、

効率的な動作

目的に合った動作

機能的な動作をざしていきます。









| トレーニング・身体・動作 | 07:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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正しい動き





正しい動作って何でしょうか。

正しい姿勢ってどんな姿勢でしょうか。



正しい動作っていうのは、

人間の身体の構造に対して、

一番効率の良い動きだと思います。

「その動作を行なうためにあらかじめ形作られている身体の構造」にそった動作ということだと思います。



例えば膝関節は、

"すごく簡単に言えば"曲げ伸ばししか出来ないような構造になっています。

ひねったり、横に曲がったり出来ないように作られています。



曲げ伸ばししか出来ない関節なのに、

何かの原因で動きの中でひねってしまうと、

膝が痛くなったりするということです。



「動作は構造に起因する」

という言葉で表せます。



ということは膝関節の正しい動きというのは、

"すごく簡単に言うと"膝関節の曲げ伸ばし動作であり、

動作の中でひねったりするような動きが発生している場合は、

間違った動きになっているということです。




骨の形や筋肉の付いている位置は人それぞれ違うのに、

なぜ、

『膝関節は曲げ伸ばししか出来ない関節である』といえるかというと、

そこには『平均』という考え方が関係しています。

今までに沢山のデータを集めた中でそのような結果が数字で表されているということです。


これは適当な数字ですが、

例えば、

『95%の人の膝関節は、曲げ伸ばししか出来ない関節である』

というようなイメージでしょう。



そのような平均的なデータから、

【構造】人間の膝は曲げ伸ばししか出来ない。



【結果】膝の正しい動きは曲げ伸ばしであって、ひねられたりする動きは間違った動きである。

という考え方になるということです。


すると、

正しい動きは何なのかという問いにたいして、

正しい動き=平均的な動きである

という考え方が出来ます。


もちろん、

平均から外れることはありえるので、

そのような場合は例外が考えられます。







じゃあ例外に当てはまってしまった人は、

正しい動き(平均的な動き)がどんなに頑張っても出来ない。

ということになってしまうのでしょうか。




その例外の部分をを埋めるのが、

『なぜ膝関節は、曲げ伸ばししか出来ないように出来ているのだろうか?』

という考え方でです。



その

『なぜか』ということ、

『膝が曲げ伸ばししか出来ないように出来ている要因』について理解できれば、

例外的な状況にも対応することが出来るはずです。





この話題は連載したいと思います。

お休みなさい。




| トレーニング・身体・動作 | 00:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考⑥




競技スポーツなどでは、

「試合では練習の8割位の力が出せればよい」とか、

「練習でやった以上の事は試合では出来ない」とか、

「練習どおりやれば勝てる」とか、

「当たり前のことを当たり前にやることが難しい」とか、

そんな言葉を良く聞きます。



どうやら、

試合になると何らかの負の力が働きやすく、

能力 +(-なにか)= 実力

という式が出来るようです。



普通なら簡単に出来るような能力を持ち合わせているのにも係わらず、

(-なにか)が加わることによって、

結果的にもともと持っている能力よりも低い実力しか試合では発揮できない。

その(-なにか)っていうのが何かというと、

プレッシャーだったり、

気持ちの弱さだったり、

一般的には「メンタル」とかいわれている部分だと思います。




例えば、

10能力 +(-5メンタル)= 5実力

だったA選手が、身体ではなく心のトレーニングを行い、

10能力 +(-2メンタル)= 8実力

とするのを目的として行なうのが、

いわゆるメンタルトレーニングではないでしょうか。



あくまでもメンタルトレーニングを行うことで、

もともとの能力以上の実力が発揮されるわけでは無いということが、

基本的な考え方だと思います。



逆に言うと、

誰もが、

なかなか自分の持っている能力をフルに使えていないということです。


そして、もともと持っている能力以上の事をやる訳では無いので、

誰にでも出来るということです。



これは、

競技スポーツに限ったことではありません。

フィットネスクラブのトレーニングでもそうです。

体脂肪の減量を目的とした栄養のコントロールもそうです。

それどころか、

大げさにいえば日常生活のすべてに当てはまります。




しかしそこで問題にぶちあたるんです。

トレーニングで例えると、

過負荷の原則というものがあります。

トレーニングを行う際に、

自分の能力よりも、

ほんのちょっとだけレベルの高いことをしなければ、

いくら頑張ってもその能力は向上しにくいという原則です。




メンタルによるマイナス分が大きい場合、

それだけで自分の能力の向上を妨げている可能性があるということです。

どんなに効果的なエクササイズや、

「○○トレーニング」を行ったとしてもです。



ここに、

フィットネスクラブでのトレーニングや、

個人でのダイエットが失敗しやすい原因の一つがあるのではないでしょうか。




パターン①

やっていることは理にかなっている。

そしてやっている。

それなのに結果が出ない。


パターン②

やろうとしていることは理にかなっている。

だが実際に出来ていない。

そして結果が出ない。



どちらのパターンも、

メンタル(気持ちとか、心とか、心理とか)のマイナスが大きすぎることが原因という可能性があります。

その可能性をまったく考えずに、

方法が悪いという考えに安易に流れやすい最近の風潮を感じます。

そうすると、

「〇〇トレーニング」の種類が増えます。



メンタルをよりよい状態にウォーミングアップすることが必要なんです。



メンタルのマイナスを少なくするメンタルトレーニングの考え方の中で、

ウォーミングアップとして考えやすいものが二つあります。



一つは気持ちのスイッチ。

「ルーティン」なんて言葉をつかったりします。

シアトルマリナーズの一番打者が打席の前に行なっていることや、

バスケの神様が試合前にバッシュの靴紐を結びながら集中する事などが有名です。

決められたルーティンをおこなうことで気持ちのスイッチを入れます。



例えばトレーニングの前にお気に入りのトレーニングウェアを着てもいいです。

そのトレーニングウェアがスイッチです。


カロリーコントロールを行なっている際、

ふと暴食したくなったときに、

左手を腰に当て右の握りこぶしを天に突き出すポーズ※①をとって気持ちを切り替えてもいいです。

そのポーズがスイッチです。




もう一つがサイキングアップ。

特にトレーニング前に行なうと、

自分の能力を引き出す効果があります。


毎朝のウォーキングで、

「今日は気分がのらないな」というときにも効果的です。

サイキングアップは一種のルーティンとしても有効です。



好きな音楽を聴く。

少し大きな声でポジティブな言葉を喋ってみる。

起き上がり細かくジャンプする。





ウォーミングアップの可能性は広がります。








※①キッパリ-たった5分で自分を変える方法/上大岡トメ 著


| トレーニング・身体・動作 | 23:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考⑤




まったく着地点が見つからないまま、

ウォーミングアップについて記事にしてきました。


今回はウォーミングアップということについてフォーカスしてきたのですが、

テーマは何でもいいので、

そのテーマについてなんとなく感じている問題点であるとか、

そもそもそれに問題があるのかすら確実ではない場合でも、

それについて言葉にしてみたり、

文章にしてみると、

考えていたゴールとは違くても、

なにかの気づきにたどり着いたりします。


人間が言葉を使うようになって、

圧倒的な進化を手に入れたという歴史の教科書の話も、

なにかうなずける現象です。




今回は、

ウォーミングアップを行なうことが非常に重要だと、

自分も含めてみんなが訴えているにもかかわらず、

なにか本気で行なわれていない現状があるということについて、

違和感というか問題点をかんじていました。


その上で、今回感じたのは、

「やっぱり重要っぽいな」という事と、

「アップの効果うんぬんはみんな分かってるけど、実際ウォーミングアップをやっている場面がイメージじづらいな(フィットネスクラブレベルではほとんどの人がウォーミングアップをしいていないから)」ということでした。



ということで具体的なやり方を考えてみました。

例えばクライアントに対してパーソナルトレーニングを行なう時。



結構多いのが、

「ウォーミングアップはもうやっておきました。」とか、

「トレーニングジムまで自転車できたからウォーミングアップは大丈夫です。」というようなケース。

そのようなケースでは、

トレーニング中に体温が38度くらいをキープできているか測ってみる。

あるいはトレーニングを始めるタイミングで体温を測定し、

38度くらいに体温が上がっていなかった場合、

トレーニングの時間を削ってでも一緒にウォーミングアップをやり直す。

最近は耳で一瞬で体温を測れる体温計なんかもありますしね。

ハイテクになったものです。





例えば、

パーソナルトレーニング前のクライアントの体調のチェックや会話を、

バイクをこいで頂きながら行なう。

これは即採用だな。






例えば、

メイントレーニングのセット間に、

簡単なアジリティードリルやリアクションドリルを入れる。

素早くテンポ良く身体を動かす動作を入れることで、

体温のキープや、

サイキングアップ。

神経系の促通にも利用できる。

結構面白いかも。






例えば、

私が高校時代に所属していた野球部では・・・・・

といってもどの野球部でも大体同じだと思いますが、

三年間という短い時間で結果を出さなくてはいけないので、

どうしてもスキルトレーニングが優先されがちです。

特に放課後の練習などはそうでした。

スキルトレーニングに時間を割かれてしまい、

フィジュカルトレーニングの時間があまり取れないケースでは、

ウォーミングアップのタイミングで、

スプリント種目やジャンプトレーニングや補強トレーニングを行なうことで補っていました。

これは、

60分とか時間の制約があるパーソナルトレーニングには非常に参考に出来ます。

というのも、

60分の中で、新しい種目をしっかりとインストラクションしなければいけないケースや、

会話や相談といったトレーニング以外のことに時間を割かなくてはいけないケースが結構あるのですが、

そのようなケースでは60分間のトレーニングボリュームが低くなってしまいます。

そんなときにウォーミングアップにトレーニングの要素を組み込むのは、

ボリュームをコントロールするといった観点から有意義といえます。





例えば、

新しい種目をインストラクションする際、

メイントレーニングを行なう時に、

いきなり説明するよりも、

新しい種目の要素を取り入れたウォーミングアップを行なうことで、

いざメイントレーニングのフォーム説明を行なうときに、

スムーズにインストラクション出来るようにする。

これは非常に良いかもしれません。

たしか、

身体の動かし方を説明した後に、少し時間を空けたほうがその動作の再現性が高くなる。

というような事を何かで読んだ事があります。

たしか「運動をつかさどる小脳の整理が夜寝ているときに行なわれている」という話のくだりだったような・・・

自転車に乗る練習をした次の日の方が、

上手に乗れるようになるという話のくだり。





例えば、

事前疲労法(プレイグゾーションシステム)などのトレーニング方法は、

私自身あまり行なった経験もなく、

上級者向けのレベルの高いトレーニング方法というイメージがありましたが、

特定のパーツのアクティベーションの為のウォーミングアップとして考えると、

高齢者の方や、

トレーニング初心者の方のウォーミングアップにこそ必要な方法ではないかという考え方も出来ます。




フィットネスクラブで、

ウォーミングアップを、

「他の人がやっていない事」

として考えると、

やり方によっては、

ウォーミングアップなんて当たり前の事が、

武器になったりするかもしれません。


よくある「〇〇トレーニング」ってやつには、

良いところと悪いところがある。

というように人によって賛否両論ありますが、

私はまだウォーミングアップを否定する人にであったことはありません。

そういった意味でも、

ウォーミングアップって重要で、

この「〇〇トレーニング」が氾濫している時代にもかかわらず、

いまだ未開の地であると思います。










| トレーニング・身体・動作 | 23:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考④




身体に対してのウォーミングアップと同じく、

心のウォーミングアップも重要です。



よく競技スポーツでは、

気持ちの興奮状態とパフォーマンスの関係を、

逆U字曲線で表します。

簡単に言うと、

緊張しすぎている状態でも、

リラックスしすぎている状態でも、

最高のパフォーマンスは生まれないということ。


適度な緊張状態が良いパフォーマンスを生むということです。


試合やトレーニングの前に、

アップテンポな音楽を聞いたり、

縄跳びをするようなイメージで小さくジャンプしたり、

気持ちを盛り上げるサイキングアップを自然に行なっているのではないでしょうか。


ラグビーのオールブラックスのHAKAや、

競輪選手がレース前に自分の太ももをパンパンと叩いて刺激を入れるのも、

チームスポーツで試合前に円陣を組み声を出すのも、

試合前のロッカールームで監督が感動的な話をするのも、

サイキングアップの一種と考えられます。




逆に過度の緊張は、

「あがり」ともいわれ、

無意識での筋の共縮が発生しやすいなど、

身体運動の効率に悪影響をあたえたり、

競技スポーツの一瞬一瞬に求められる思考の瞬発力を妨げることに繋がります。


体のウォーミングアップと別に、

目をつぶるり気持ちを落ち着かせる、

瞑想やイメージトレーニングなども、

ウォーミングアップの一種と考えられるでしょう。


気持ちや心のウォーミングアップは、

競技スポーツだけのものではありません。、

例えばサイキングアップは、

「今日はトレーニングの気分じゃないな・・・」

といった時。

体脂肪の減量を目的とした栄養のコントロールをしている際、

一時的にモチベーションが低下したときの、

より良い心の状態を作るためのウォーミングアップとして有効です。

モチベーションの下がっている状態では、

集中力も下がり、

集中力の低下は、

トレーニングの質を下げるばかりか、

思わぬ怪我にもつながります。




これら気持ちや心のウォーミングアップも、

結局は、

①怪我などの自身にとって不利益となる事柄の予防の目的

と、

②トレーニングの質や運動のパフォーマンスを上げる目的

の二つを目的としますが、



それ以外にも、

例えば高校野球のブラジル体操などは、

必ずしも個人のパーソナリティーにあったウォーミングアップになるとは限りませんが、

訓練され洗練されたウォーミングアップであればあるほど、

相手チームに自チームの強そうな印象を与えるなど、

ウォーミングアップ後の試合を有利に働かせる効果もあります。

逆にアメリカなど海外のチームなどは、

グラウンドにラジカセで音楽をかけ、

個人個人が別々のウォーミングアップをおこなっている様子が印象的でした。


| トレーニング・身体・動作 | 19:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考③




ウォーミングアップのためのエクササイズを考えたときに、

一番最初に思いつくのはストレッチでしょうか。

ストレッチの目的というのは、

ウォーミングアップ再考②で上げたような目的が大きいと思います。


他には、

例えば肩の怪我からの復帰後、

ベンチプレスをする前に、

チューブを使ったエクササイズを行なうケースや、

ベンチプレスを行なうときに、

胸の筋肉に効かせづらいという方が、

先に軽負荷のダンベルフライを行なうといったケースなど、

アクティベーションとしてのエクササイズも、

ウォーミングアップとして考えることができます。



そのほかにも、

例えば野球で考えると、

試合前のキャッチボールや、

トスバッテッング、

シートノックなどのスキルトレーニングも、

ウォーミングアップとして考えられます。

ジョギングやストレッチが、

人間の基礎的な運動能力発揮のための準備をする、

一般的ウォーミングアップであるのに対し、

キャッチボールなどは、

脳が命令した通りに身体を動かせるようにする神経系の準備や、

日常生活とは異なる専門的な動作に対する、

身体の動きのアクティベーションとして行なう専門的ウォーミングアップといえます。

スプリントや、

ブラジル体操などのリズム運動、

リアクションドリルなどは、

上記のような神経系を準備するためのウォーミングアップとしても考えられます。






| トレーニング・身体・動作 | 23:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考②


ウォーミングアップと考えたときに一番最初に思いつくのが、

ジョギングやエアロバイクなどではないでしょうか。



ジョギングなどによってウォーミングアップを行う事には以下のような意義があります。



・体温、筋温を上げることで、関節をなめらかに動かせるようにオイルの役割をする「滑液」を分泌させる目的。


人間の体は、体温があるレベル以上になった時に機能が高まるようになっています。

例えば関節には、関節の動きを滑らかにするための潤滑剤の役割をする「滑液」というものがあり、

この滑液は、体温がある一定の温度以上にならないと分泌されません。


ウォーミングアップをする前に体か硬く感じることがあるのは、

関節に滑液が十分に分泌されていないことも原因として考えられます。

十分にウォーミングアップをしないで動くということは、

関節の動きがぎこちないうちに運動するということになります。

これは、スムーズなプレーやトレーニングエクササイズの効率を妨げるばかりかケガの原因にもなります。



・筋が動きやすい温度まで筋温や体温を上げることで、スムーズな筋力発揮を行いやすくする目的。


筋肉が動く時には「カルシウムイオン」というものが必要です。

カルシウムイオンは体が温まってからでないと十分に機能しないことがわかっています。

筋肉が冷えた状態で運動した時足がつったりするのは、

このカルシウムイオンが十分に働いていない事も原因のひとつです。


現在のところ、筋温が38度の時点が最も筋肉の機能が発揮されるとされています。

また海外の研究で※①、ウォーミングアップ中の筋温は15分程度で一定になり、

その後はあまり変化しないことがわかっています。

種目にもよりますが、ウォーミングアップは15分を一つの目安と考えるのも良いでしょう。





・心臓などの循環機能を安全に機能させる目的。


私たちが運動を始めると、

心臓の鼓動が早まり、

血圧も上がります。

こうした変化が一気に起きると、

心臓や血管への負担は大きなものになります。

中高年の人の心筋梗塞などの発生はそのような要素も関係しています。

もちろん若い人でも油断は禁物です。

中高年人の運動強度より高い運動をしているからです。

ウォーミングアップで徐々に血液の流れを促し、

心臓に無理のない準備をすべきです。



・血流を促すことにより酸素を体中に送りやすくする事で一時的な全身持久力UPの目的。

人間は血液で酸素を運びます。

ウォーミングアップが十分でないと、

血液が体に回るスピードが遅いままで、

スポーツやトレーニングに適していません。

ウォーミングアップが不十分なのに激しい運動をすると、

十分にウォーミングアップした時より息苦しく感じるのも、

こうした点に原因があるのかもしれません。




・酸素の組織における利用効率を高める目的。

肺での外呼吸のガス交換で血液に取り込まれた酸素は、

ヘモグロビンに結合して、

組織レベルでのガス交換である内呼吸で組織に運ばれますが、

ジョギングなどにより血中温度が上昇することにより、

ヘモグロビンから酸素が離れやすくなり、

内呼吸が行いやすくなるようです。



・細胞の代謝率を上げる目的。

体脂肪の減量を目的にトレーニングする場合、

体温を一度上げることは、

細胞の代謝率が約13%上がるとの報告もあります※②



・筋の作業効率を上げる目的。

筋温上昇により、

筋の粘性が低下します。

さらに筋収縮運動の抵抗が減少することにより、

筋収縮におけるエネルギー効率が低減し作業効率があがる。

マラソンランナーが、

ウォーミングアップを行った方が省エネで走れるようになるイメージでしょうか。









※①Asumussen

※②Astrand/Rodal

| トレーニング・身体・動作 | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウォーミングアップ再考①







トレーニング前やスポーツ前のウォーミングアップについて、

色々なところでその重要性が叫ばれています。

しかし、実際の現場レベルではあまり機能していないのが現状です。



大学の運動部などのスポーツチームでは、

ウォーミングアップは行っているものの実用的に機能していなかったり、

フィットネスクラブや趣味で行うレクリエーションスポーツなどでは、

ウォーミングアップをまったく行わないケースもよくあります。




ウォーミングアップをすることは凄く意味のあることだと思いますが、

具体的にどんな意義があるのか考えていきたいと思います。


まずウォーミングアップの目的は大きく分けて、2つあると考えます。

①怪我など自身に対して不利益な事柄を予防する目的。

②トレーニングの質や運動のパフォーマンスを上げる目的。

どんなウォーミングアップも基本的には上記2つの目的を持った上で色々な方法に分かれています。



例えば、

・ジョギングやエアロバイク。

・ウォーミングアップの為のエクササイズ。

・サイキングアップや瞑想など。

・いわゆる物理療法などのツールを利用したもの。

などが考えられます。



さらに、前述した2つの目的に該当しないものもあります。

例えば高校野球チームのブラジル体操などが、相手チームに与える影響などがそれです。






この話題は連載します。








スターウォーズ3がテレビでやっていますが、

何度見ても悲しい・・・



| トレーニング・身体・動作 | 14:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラーメン そして ウォーミングアップ



みんなで節骨麺たいぞう恵比寿店さんに行ってきました。

本店は池袋だそうです。

二年も池袋で生活していたのに知らなかった・・・


s_2011-04-282022_18_56.jpg


私はラーメンのこだわりとか、

感想とかは書けませんが、

ふと麺がすきという事が、

前回の記事で明らかになりました。

同期とラーメン(一風堂)
ラーメン食べ歩きブログ化(吉村屋)
間違わないで入ったラーメン屋さん(町田屋)
間違って入ったラーメン屋さん(ぎょうてん屋)
ラーメン屋さんから学ぶサービス(屯ちん)

節骨らーめんってよく意味は分かりませんが、

うどんをほうふつとさせる太麺で、

おいしかったです。

s_2011-04-282022_27_27.jpg

私が食べたのは、

たいぞうラーメン780円。

このほかにもつけ麺や、

魚介系のスープのものがあるようです。

盛り付けもなんか好みです(笑)


あとは、

おなじみの値段は同じで、

麺の量を大盛りに出来るタイプのお店で、

並と大から選べるとの事でした。

もちろん大にしましたー!







ところで、

トレーニング前のウォーミングアップって凄く大事だと再認識しました。


みんな言います。

ウォーミングアップは大事だって。


私も言います。

でも自分がトレーニングをするときに本当に本気でやっているか。

フゥィットネスクラブのお客様に本気でやっていただいているかというと、

必ずしもそうとはいえませんでした。


恥ずかしながら甘く見ていました。




そんなことを考えるようになったのは、

下記のようなやり取りがあったからです。


話自体はまったくウォーミングアップとは関係ないのですが、

今日、R-Bodyでのふとした質問から、

中殿筋と大腿筋膜張筋についての話になりました。

詳細は割愛しますが、

中殿筋よりも大腿筋膜張筋がより優位に働くことは、

トレンデレンブルグ兆候のからみで、

歩行周期などに悪影響を及ぼす可能性があるという話の流れでした。



歩行の単脚支持期に遊脚側の骨盤が下がる、

いわゆるトレンデレンブルグ兆候ですが、

私は両脚ともに陰性でした。


そのあと、

右脚の大腿筋膜張筋にMMTの要領で徒手で負荷をかけた後、

もう一度チェックすると、

右脚で単脚支持したときに、

トレンデレンブルグ兆候が陽性となりました。


どういうことかというと、

大腿筋膜張筋が促通した結果、

機能的な動作が出来なくなったということです。





今までも例えば、

膝のope後の方にVMのエクササイズしてからスクワットしたり、

トレンデレンブルグ兆候がある方には中殿筋のエクササイズしてからトレーニングしたりとか、

単純に対象部位をアクティベーションするというウォーミングアップの考え方はしていましたが・・・

それらが逆に悪影響を与える可能性が出てきたわけです。



こういうことを考えていくと、

ウォーミングアップを上手に使えば、

今までのトレーニング効果を倍くらいにさせる凄い可能性があるように感じます。

当然その逆もしかり。

再考しなくては。




同業の方向けの記事になってしまいましたが、

トレーナーはこんなこと考えながら、

トレーニングの指導をしているんですよー

という啓蒙もかねて記事にさせていただきました。




| トレーニング・身体・動作 | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニキビ予防とオーランドブルームの身体




最近、髪の毛を切ったあと、

顔の横や、後頭部の髪の生え際にニキビができました。



いつもはできないのに、

なんだろうなーと思っていましたが。

調べてみると同じようなケースがよくあるようです。



今回のケースでは、

寝具に問題があるようでした。

特に枕カバーに皮脂や涎などがついた不衛生な状態のまま肌に触れることが、ニキビの原因になるようで、



髪の毛を切る前は、

枕カバーと肌の間に髪の毛が入ることで、

カバーが直接肌に触れにくく、

ニキビが出来なかったようです。

刈り上げたことで、カバーに肌があたってニキビができてたんですね。



早速寝具カバーを洗濯したら、

ほとんどのニキビを予防出来ました。


ニキビ予防界では常識なことのようでが、

いつもすべすべ肌の女優の方などは、

毎日寝具を替えたりして、

肌のケアをしているのかなと感じました。



白鳥のはなしではないですが、

彼女らもただきれいな訳じゃないんですね。

日々の積み重ねが大切な点はトレーニングも肌のケアも同じということでしょうか。



私も、

オーランドブルームの肉体を羨ましがるだけでなく、

日々積み重ねていきたいと思います。





ちなみに、枕カバーの上から枕にタオルを巻き、

巻いたタオルを毎日交換するのも効果が高いようです。






| トレーニング・身体・動作 | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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骨格と姿勢



骨格の役目の一つに身体の支持があります。



たとえば地球の重力の下、

立位の姿勢を維持するためにも健全な骨格が必要です。


最適な立位姿勢の定義は色々ありますが、

その中の一つに以下のようなものがあります。


立位姿勢を横から見た際、垂線は以下の点を通過する。※①

1.外耳道

2.頚椎堆体

3.肩甲上腕関節

4.胸椎堆体やや前方

5.腰椎堆体

6.仙骨岬角

7.股関節前額軸やや後方

8.膝関節前額軸やや前方

9.(足巨)腿関節のやや前方

10.舟状骨踵骨-立方骨関節

※①(Basmajian.Deluca.1985)


自然な上記姿勢の腰部-骨盤帯-股関節部では、

中殿筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、腸腰筋、内腹斜筋などに一定の活動あるとの事でした。

そして、その他の筋の活動は極端に低い。


上記の効率的な姿勢から逸脱すると、

様々な不都合が発生しやすくなるということ。



なにに対して効率的かというと、

1Gの重力のもと重力と反対方向への力の発揮が効率的に行われるということです。


具体的な不都合とは、

例えば、

上記3の肩甲上腕関節が垂線よりも前に逸脱した場合、(円背のイメージ)

上背部の筋肉に緊張が発生します。

重力に対抗するためです。

本来必要のない緊張は肩こりに繋がる。



というイメージでしょうか。



骨格を最適なポジションにおくことが、

必要です。



| トレーニング・身体・動作 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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